おっさんニートの幸福論

30歳で起業したものの、働くことに飽きてしまったおっさんのブログです。ニートですが幸せに生きてます。

自己紹介 ~ニート編~

みなさんこんにちは。

ニートの二宮です。

 

今日は東京オリンピックの開会式ですね。

とんでもなくバタバタしていましたが、無事に開会することができるのでしょうか?

小山田さんにしろ小林さんにしろ、ここまでマイナス条件が出てくるって逆にすごいと思うのですが、その要因の一つに国民感情があるのではと感じます。

国民が賛成していればここまで炎上することもないでしょうし、明るみになったとしても火消に回る人が一定数いると思うんですよね。それがないってことは、潜在的にオリンピックに反対している人が多いのではないかと。私もそのうちの一人なんですがね。

トップ層の人たちによって強行されたという印象が強い今回のオリンピックですが、閉会式で『開催してよかった!』と思えることを願うばかりです。まぁニートなんですけど。

 

ニートのくせに偉そうに講釈を垂れたわけですが、今回はなぜニートになってしまったかのお話をさせていただければと思います。今しばらくお付き合いいただけますと幸いです。

 

まだお読みでない方は、ぜひこちらもご覧ください。

 

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独立し、学習塾を開業することはや3年。

ありがたいことに人にも恵まれ、まさに順風満帆と呼ぶにふさわしく、何となく『このままうまくいくんだろうなぁ』と思っていました。

 

事の起こりは5年目の春のある日。

出勤前に『あ~、仕事行くのめんどくさいなぁ…』と思ったことがきっかけでした。

その日は何となく休ませてもらったのですが、次の日も、その次の日も働く気分になれませんでした。

こうなった時に経営者は大変です。

尻を叩いてくれる上司もいませんから、ずるずると休むようになってしまいました。

結局、私のモチベーションは戻らず、塾の経営は共同経営者の友人に任せ

もう1年以上、貯金を切り崩しながらニート生活を続けています。

 

ニートになって半年ぐらいはまさにテンプレのような生活でした。

昼過ぎに起きてカップ麺を食べ、ゲームしてネットして動画見て寝る。

たまに外出してスーパー銭湯やパチンコ、マンガ喫茶へ行く。

好きな時にやりたいことをやる。

自分が求めていた生活のはずでしたが、1年ほど経ったある日、ふとこう考えます。

『そういえば俺は、何で仕事しなくなったんだろう?』

ニートですので考える時間はたっぷりあります。

『なぜ働きたくなくなったのか?』を掘り下げてみると、いくつかの仮説にたどり着きました。

 

 

学習塾の仕事に飽きた説

個人的にはこれが一番しっくりきました。

私は元来、飽きやすい性格なのですがスクールマネージャーという仕事は足掛け10年ほどやっておりました。これまでそんなに長期間同じ仕事をしたことはなかったですし、日々の業務や一年を通しての流れが同じにことの繰り返しになってしまい、飽きてしまったのかと思います。

 

一回ニートやってみたかった説

私が起業した時に自分で定めた目標が2つありました。

1つ目は年収1000万円を超えること、2つ目は不労所得を得ることです。

1つ目の目標は先述の通り達成することができました。問題は2つ目です。学習塾の性質上、自分が働かずに収入を得るのは結構大変です。サービス業である以上、塾の評判や売上は室長のマンパワーによる部分が大きいからです。私の経営していた学習銃も指導内容やノウハウは前職のシステムをほぼパクってましたし、それ自体に価値はあまりないのです。そうなると陣頭指揮を一生取り続けなければなりません。

そもそも不労所得を得たいと思ったのは、ニートのような生活をしたかったから。そう考えると働きたくなくなっちゃったのもわかるような気がします

知らないうちにストレス溜まってパンクした説

仕事に行かなくなってから、周りの人に勧められてカウンセラーや精神科に行ったりもしました。その際に先生たちに言われたのがこの説です。

起業してからは相当好き勝手に働いてきたので『ストレスとか絶対無縁だ!』と思っていたのですが、実はそういう人ほど危ないらしいのです。

ストレスはコップに入った水みたいなもので、知らないうちに溜まっていき、コップから溢れた時に初めて症状としてでるとのこと。

確かにそう考えると今回の症状に似ていますね。個人的にはあんまり共感は出来ないのですが…汗

 

上見て絶望した説

起業して最初のころは自分に自信をもって仕事をすることができたのですが、同時期に起業した人なんか見てみると、当たり前ですけど自分よりもすごい人ってたくさんいるんですよね。

それって比べるものでもないとは思うんですけど、私の場合はそれを比べてしまったんですよね。『俺って全然ダメじゃん、自分より若くて優れた人がこんなにいるなんて…』てな感じで勝手に落ち込んで働きたくなくなってしまった感じです。

 

こんな感じの理由が出てきました。普通に生活していたらここまで考えることはなかったかもしれませんね。

ニートになって一番良かったことは、こうやってゆっくり考える機会が作れたことです。日常生活で他人のことを考えることって多いと思うんですよね。仕事しかり恋愛しかり。でも自分自身のことを掘り下げて考えるってあまりなくないですか?私が自分のことを考えたのは大学生の就職活動ぐらいだったと思います。

人生で一生絶対離れることがない人は、家族でも恋人でも上司でもなく自分自身です。

その自分自身を知ろうとする時間は、実は大切な時間なのかもしれません。

 

 

今回の教訓は

『自分自身をもっと大事にしよう』です。

 

私は自分自身を大事にした結果、経営者からニートになったわけですが、不思議と幸福度は今の方が高いような気がします。もちろん仕事を辞めてニートになることが正解だとは思いませんが、その時に自分がしたいことを許すというのは大切なことだと思います。

今日は少しだけ、自分のわがままを許してあげてみてはどうでしょうか?

いつもよりちょっぴり幸せになれると思います。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。